「篠原さん戻ってきたんですって!」 「えーそうなん!?…って、なんでアンタだけ知っとんねん!」 「だってメル友ですもん」 「ちょっ…抜け駆け禁止やで!」 「知りませんよ、川嶋センセだってメールしたらいいじゃないですか。どうせ転勤したから脈なし~とか思ってサボッてたんでしょ?」 「うっ…それで?」 「久しぶりに集まって合コンどうですか、ですって」 「ってことは、呼ばんと拗ねるやろな~あの子」 「3年ぶりですもんね~山口センセの憧れの篠原さんとの再会♪面白そうだわあ」 「それもうヤンクミに連絡したん?」 「メール来たの今日ですから、まだですよ」 「じゃ、今から電話してみようや!反応聞きたいわ!」 「いいですね~♪」
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Prrrrr......Prrrrr......
『はーいもしもし!』 「山口先生?藤山です」 『お久しぶりです、どうしたんですかあ?』 「あのね、篠原さんがこっちに戻ってきたから久しぶりに合コンしません?」 『えっ!篠原さん戻られたんですか!?』 「そうよ。今日篠原さんからメール来たの~メル友だから♪」 『あ、そうなんですか~』 「…なんだか普通ね」 『え。そんなことないですよ~それでいつなんですか?』 「明後日なんだけど」 『じゃああたし無理だなぁ…ま、よろしく伝えて下さい♪』 「えっ?いいの!?」 『何がですか?』 『おい…このベッドの下の極妻はなんだ』 『げっ!…見つけやがったか』 『お前、犬じゃねぇんだからワンパターンに隠すな』 『いーじゃん!どうせエロ本も無いんだから』 『ったく。早目に風呂入れよ』 『はーい!じゃ、すみません藤山先生!また誘ってくださーい!』 「はっ?え、えぇ。わかりました。それで今の…」
プチッ。 ツーツーツーツー
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「どうしたん?」 「山口先生、来ないんですって」 「え~?「篠原さん」やのに!?」 「しかも、後ろから男の人の声がしたんですよ!風呂入れって!!」 「ええぇえぇえ~~~!!?何それ!大江戸の人やなくて!?」 「違います、口調が普通でしたもん…後ろで洋楽掛かってたし」 「あ~あそこの人皆演歌やし口調もおもろいもんなぁ…」 「でもどっか聞き覚えがあるんですよね~…あの声…」 「なんで聞かせてくれんかったんよ~」 「動揺し過ぎちゃってすっかり忘れてたんです!」 「どんな声やったん?」 「なんて言うか~程良く低くて、艶があるって言うか…絶対美形って感…じ…あっ!!!」 「何!?」 「沢田くん!沢田くんですよ!!」 「帰ってきたんか!?」 「じゃなきゃいないじゃないですか!」 「ちゅーかなんでお風呂…」 「ってことは泊まり…」 「も、もいっかい電話せぇ!」 「つ、繋がらない~!!」
Fin
会話文なのに長々と。 極月さまのサイトにて拍手お礼用に書いたものです。
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