「水族館行くんですって」 「は?何の話や?」 「山口センセ!明日水族館行くから合コンパスなんですって」 「はあ~?水族館ん~?」 「今日のお昼休みに山口センセから電話来たんです」 「ほっほぉ~…そんで?」 「どうしても明日来れないのかって聞いたら「あいつと水族館行くの初めてなんでどーしても無理です!」ってすーごくウキウキした声で断られちゃった」 「あいつって…」 「沢田くんですよねぇ~」 「ちゅーか、沢田はいつこっち帰ってきたんやろ」 「あ、じゃあ聞いてみちゃいます?」 「一緒に居ったらまた楽しいしなあ?」
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Prrrrrr.....Prrrrrr......
『はーいもしもし!』 「山口先生?藤山です」 『どうしたんですかあ?』 「明日って水族館行くんでしょ?」 『そうですよ?』 「誰と行くんや?」 「あ、やだちょっと取らないで下さいよ!」 「えぇやん!」 「ハンズフリーにしてください!」 『え?え?川嶋先生?』 「か・わ・し・ま・でーっす!…で?誰と行くん?」 『沢田ですけど…』 「「きゃー!やっぱりー!!」」 『わあっ!?』 「ねえねえねえねえ山口センセ!」 「ちょーっとぉ、ヤンクミィ!」 「「沢田(くん)と付き合ってるん(の)!?」」 『え…っと…さ、さわだあ!』 『何?』 『あたし達って付き合ってるのか!?』 『…ちょっとこっち来い』 『…ボソボソ…ボソボソ…』 「何?何なん?」 『ボソボソ…ボソボソ…』 「ダメ、聞こえない…」 『もしもし!』 「あ、戻ってきた」 「何だったんよ?」 『付き合うことになりました!』 「「…はっ!?」」 『おい、つまみできたぞ』 『はーい♪じゃあ、そういうことでまた~!』 「あ、えぇ…ちょっと今の詳し…!」
プチッ。 ツーツーツーツー
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「…また切れた」 「なんやったの今の!」 「付き合うことになったって、付き合ってなかったってこと?」 「そりゃ付き合ってたら「付き合ってますー」言うやろ」 「ですよねぇ…あ、メール…やだ~タイミング良過ぎだわ篠原さん」 「何、何?」 「山口センセの用事って何ですか?だって…柏木さんがうるさいらしいけど」 「自分が聞きたかったんやろうな~」 「篠原さんは慎重すぎてダメなんですよね~」 「で、後からウジウジなるタイプやな」 「うふふ♪慰めてあげちゃおーっと」 「抜・け・駆・け・禁・止・やって言うとるやろ!」 「にしても、昨日今日とこの時間に沢田くんといるって…」 「あの子ら一緒に住んどるんとちゃうやろな」 「「…………」」 「もいっかい電話せぇ!」 「や、やっぱり繋がらな~い!!」
Fin
ぬるーくその後です。 久美子さんへの追求が上手く行かなくて、翌日までもやもやを持ち越す先輩二人(笑)。
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