「藤山なんだって?」 「篠原さんがまたこっちに戻ってきたから、飲み会しないかーって」 「ふーん…いつ?」 「明後日だから断った」 「いいの?」 「何が?」 「アコガレのシノハラサンじゃん」 「お前がアフリカ行っちゃったのと同じ位だったから、2年半ぶりくらいかなあ?今も素敵なんだろうなあ~…」 「行けばいいのに」 「えーだって沢田と遊ぶもん!」 「…ふーん」 「なんだよ~美人先生が誘ってんのに嬉しくないのか!?」 「…できれば違う意味で誘って欲しいけど」 「相変わらず遠まわしに言う奴だな、お前は」 「意味もわかんないセンセーに言われたくありません」 「センセー!沢田が意地悪いよー!」 「センセーはお前だ」 「でしたー。風呂入ってくる♪」 「ん」
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「…で?」 「…えへ☆」 「えへじゃねぇよ。何がどうなったら風呂でたんこぶ2つも作ってこれるんだ」 「湯船にしゃがんで浸かってたら足滑ってフチにおでこ打って、痛くてのけぞったらまた足滑って反対側のフチに後頭部を…」 「もういい。お前に普通に風呂入れっつーのが無理だったと諦める」 「いっ、いつもは怪我もなく普通に入ってるよ!!」 「へー」 「センセー!沢田が意地悪いよー!」 「だからセンセーはお前だっつの」 「藤山先生と川嶋先生がいるもんっ」 「…やめとけ。いろんな意味で餌食になるぞ」 「あんまり意地悪かったら明後日飲み会行っちゃうからな!」 「行けば?」 「ホントに行っちゃうぞ!」 「だから行けば?」 「ホントのホントだぞ!?」 「その代わりオレは迎えにいかねぇからな」 「行かないもん!もうっ!止めろよバカ沢田!」 「逆切れすんなバカヤンクミ。ホラ髪乾かしてやるからこっち来い」 「…ブー」 「ブタヤンクミ、早くしろ」
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「明日どこ行きてぇの?」 「ん~…沢田はどっかある?行きたい所」 「オレはインドア派だから聞いても無駄」 「アフリカで散々アウトドアしてきたくせに…」 「本質の話だっての。水族館でも行く?」 「おっ!いいなあ~ソレ」 「魚見て「旨そう」とか言うなよ」 「言うも~ん♪…あ、でもできれば昼過ぎからがいい」 「いいけど、何で?」 「起きれるかどうかわかんないもん」 「今12時半だから起きれるだろ」 「わかんないんだって。初めてだし、どんなんなるか…ね、沢田」 「な…ん…っ?」 「あ。びっくりまなこ」 「……何今の。キス?」 「そうだよ」 「なんで?」 「「違う意味で誘って欲しい」って沢田が言ったか…ん…ふっ…」 「……水族館、明後日にしようか」 「なんで…?」 「お前明日立てるかわかんねぇから」 「え、て、手加減…!」 「できねぇ。諦めろ」 「んっ、んぅー!!」
Fin
最初の嫉妬はどこへ行ったのかと…。 極月さまのサイトにて拍手お礼用に書いたものです。
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